猫がトイレ以外で尿をしちゃう!突然する原因や改善方法を解説!
愛猫がトイレ以外の場所でおしっこをするようになってお困りではありませんか?
今までちゃんと決められた場所でできていたのに、なぜ急に粗相をするのか…?というのはよくある疑問です。
猫がトイレ以外で排尿してしまうのには、さまざまな原因があります。原因を知ったうえで、正しく対処していきましょう。
この記事では、猫がトイレ以外で尿をしてしまう原因や対処法、トイレ環境を整えるためのポイントについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
猫がトイレ以外で尿をしてしまう原因
猫がトイレ以外で尿をしてしまう行動には、いくつかの原因が考えられます。まずは、どのような原因が考えられるのか、ご紹介します。
病気によるもの(膀胱炎や腎臓病など)
急にトイレ以外で排尿するようになった場合、まず体の不調を疑いましょう。膀胱炎や腎臓病などで頻尿になると、おしっこを我慢できずに粗相につながることがあります。また、猫はもともと尿路結石などの腎臓系の疾患にかかりやすい動物です。元気がない、水をたくさん飲むなどの変化があったら、すぐに動物病院に相談してください。
マーキング行動として(縄張りや発情期の場合)
尿スプレーというマーキングは猫の縄張り行動の一種で、本能的な行動のひとつです。マーキングはいつものおしっことは異なり、猫が立ったままの状態で壁などの垂直面に少量の尿をかけることと、通常より強烈なにおいがするという特徴があります。未去勢の猫に多く見られますが、去勢手術によって雄成猫のほとんどはスプレーしなくなるとされています。
トイレ環境の問題(汚れや配置など)
猫はとてもきれい好きな動物なので、排泄後にトイレがきれいに掃除されずにそのままにされている場合も、トイレを使わずわざと別の場所で排尿することがあります。また、トイレの材質が嫌い、他の猫のにおいがついたトイレが嫌いなど、トイレ環境への不満から使用を避けることもあります。落ち着かない場所にトイレが設置されていないかも確認してみましょう。
ストレス(環境の変化や多頭飼育)
複数飼いで猫同士の関係が悪い、引っ越しで環境に慣れていないなど、ストレスの原因となるものがあると、猫は粗相をしてしまうことがあります。急な環境の変化(家族が増えた、他の同居猫が増えた、引っ越しをしたなど)によって猫が不安を感じていると粗相につながります。
体の衰えからくる粗相
猫は高齢になると筋力や体力の低下で行動がスローになり、トイレに間に合わないことがあります。また、16〜20歳の猫のほとんどが認知機能障害に罹患していると推定されており、トイレの場所を忘れてしまうこともあります。トイレのふちの高さが高いと足が上がらずまたげなくなってしまうことも。シニア猫には入りやすいトイレ環境を整えてあげましょう。
猫がトイレ以外で尿をしてしまう時の初期対策
猫がトイレ以外で尿をしてしまったのを見つけたら、簡単にできる対策を行って様子をみましょう。
トイレや周辺を清潔に保つ
トイレの掃除は1日に2~3回行い、猫がトイレを使うときに排泄物が残っていないようにしましょう。猫砂も定期的に全て交換して、トイレ本体は月に一度は丸洗いするのがおすすめです。掃除をする時は、においつきの消臭剤は嫌がる猫もいるのでできるだけ使わないようにします。清潔な環境を保つことで、猫が安心してトイレを使えるようになるのでぜひお試しください。
粗相の跡をしっかりと掃除する
猫がトイレの外で排尿してしまった時は、その場所に尿のにおいが残り続けないよう確実にきれいにしてください。においが残っていると、猫がそこをトイレと勘違いしてしまうことがあります。水分を拭き取り、酵素洗剤・生物洗剤でたんぱく質成分を除去することが大切です。人間には感じられない程度のにおいでも、猫の鼻は敏感にキャッチすることがあります。
猫のトイレ環境を整えるためのポイント
粗相を減らすには、トイレ環境そのものを見直して、整えることが大切です。トイレの場所や種類、数など、猫が使いやすい条件を整えましょう。猫の好みには個体差があるので、様子を観察しながら調整していきましょう。ここからは、猫のトイレ環境を整えるためのポイントをご紹介します。
猫が好むトイレの位置を選ぶ
トイレの設置場所は、静かで物陰になっている所がおすすめです。食事や休憩場所からある程度離すのがおすすめです。洗濯機のそばなど大きな音が出る場所や、玄関付近など人の出入りが多い場所は避けましょう。
キレイ好きな猫は、トイレと食べるところが近いのは苦手です。ご飯を入れるボウルや給水器とトイレは必ず離して置いてください。
猫は排泄中に無防備になるため、安心できる環境でないと落ち着いてトイレができません。部屋の隅や家具の陰など、ある程度プライベート感のある場所を選んであげましょう。
猫砂の種類とトイレ容器にこだわる
猫によって好みの猫砂は異なります。猫がよく好む砂は、細かい粒である程度の重さがあり尿で固まるタイプです。猫の祖先は砂漠で暮らしていたと考えられているため、自然に近い重たくて粒が細かい鉱物系の砂が好まれやすい傾向があるといわれています。
ただし、紙製や木製、おから系など猫砂にはさまざまな種類があるので、気に入ってくれるものを探してみましょう。どんな砂が好きなのかがわからない場合は、複数のトイレに違う砂を入れてみて、どの砂を好むか観察するとわかりやすいです。
トイレ容器は猫の体格に合ったサイズを選びましょう。トイレのサイズは、中で一回りできる余裕があるものがおすすめです。また、足腰が弱いシニア猫には入口が低いタイプがおすすめです。
トイレの数を増やす(多頭飼育の場合)
トイレの数は、猫の頭数プラス1個以上用意し、それぞれ離して置きます。例えば、3匹の猫を飼っている場合は、トイレを4つ置きます。特に多頭飼いの場合、トイレの数が不足していると猫同士の関係が原因でトイレの使用を避けることがあります。同じ場所にいくつかトイレをまとめて置くより、家の中に分散して置くことで、それぞれの猫が安心して使えるスペースを確保できます。
相性の悪い猫がいる場合は、それぞれが別のトイレを使用できるようにしておくことが大切です。1頭飼いの場合でも、トイレが2つあると外出時などでこまめに掃除できないときに役立ちます。トイレの取り合いや縄張り争いを防ぐためにも、余裕を持った数を用意してあげましょう。
猫のトイレでお悩みの方は大阪梅田ペットクリニックにご相談ください!
この記事では、猫がトイレ以外で尿をしてしまう原因や対処法、トイレ環境を整えるためのポイントについて詳しくご紹介しました。
猫がトイレ以外で粗相をしてしまう原因は、病気やマーキング、トイレ環境への不満、ストレス、老化などさまざまです。
急に粗相が始まった場合は、膀胱炎や腎臓病などの病気が隠れている可能性もあるため、早めに動物病院を受診しましょう。病気ではない場合は、トイレの掃除頻度や設置場所、猫砂の種類などを見直してみてください。
猫はとてもきれい好きで繊細な動物です。トイレ環境を整え、愛猫が安心して排泄できる空間を作ってあげることが大切です。
もし現在、猫のトイレでお悩みの方は、大阪梅田ペットクリニックにご相談ください。粗相以外にも、何かお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
